じはんきプレス
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コラム2026.04.10| 編集部

居酒屋・バー×自販機ビジネス【2026年版】閉店後・営業前の空き時間を収益に変える戦略

#居酒屋#バー#飲食店#自販機副収入#繁華街#深夜収益化
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深夜2時。居酒屋の閉店後、暗い店先でひっそりと光る自販機——。

お酒を飲んで一軒目が終わった後、帰り道に「もう一本飲みたい」「喉が渇いた」と感じる夜間の帰宅者。この需要を、閉店した居酒屋の前の自販機が一手に引き受けるシーンが増えている。

居酒屋・バーのオーナーにとって、自販機は「店を閉めた後も稼いでくれる無人のスタッフ」だ。

本記事では、居酒屋・バーという飲食店に自販機を組み合わせた収益化戦略を詳しく解説する。


第1章:居酒屋・バー×自販機の相性と市場背景

飲食店の「空き時間」を活用する発想

居酒屋の営業時間は一般的に17〜23時、バーは20〜翌3時が多い。つまり1日の大半の時間は閉店している

この閉店時間中も、店舗前の歩行者・駐車場の利用者・近隣住民は常に存在する。自販機を設置することで、店舗が閉まっている時間でも継続的な収益を生み出せる。

居酒屋・バーが自販機に向いている理由

  • 繁華街・駅前など人通りの多いエリアに立地が多い
  • 深夜の飲み歩き客(酔客)は喉が渇きやすく購買率が高い
  • 店舗前の壁・駐車スペースに自販機を置きやすい
  • お酒を飲んだ後に「水分補給したい」という需要が高い

📌 チェックポイント

居酒屋・バーの前の自販機は、「営業中」よりも「閉店後の深夜〜早朝」の方が売上が高いケースがある。深夜の繁華街需要を取り込むことが最大のポイントだ。

「酔客」の購買心理

アルコールを摂取した後、人は通常時よりも購買行動が促進される傾向がある。

  • 喉の渇き:アルコールの利尿作用で脱水気味になる
  • 塩気のあるスナック欲求:つまみの延長で自販機を使う
  • 判断力の低下:価格に対する抵抗感が薄れる
  • 現金払いの傾向:お釣りのことを気にしない

これらの心理的特性から、深夜の繁華街における自販機の購買率は昼間より高いというデータも存在する。


第2章:居酒屋・バー向け商品戦略

深夜需要に特化した商品ラインナップ

水分補給系(最重要)

  • ミネラルウォーター(500ml・1L):飲酒後の水分補給定番
  • スポーツドリンク:電解質補給で二日酔い予防
  • 炭酸水(無糖):さっぱりリフレッシュ需要

カロリー補給系

  • 缶ジュース・果汁飲料:血糖値を戻したい需要
  • 栄養ドリンク(ウコン系):二日酔い対策として人気

深夜のシメ需要

  • 缶コーヒー(ホット):帰りの車・電車内で目を覚ます
  • エナジードリンク:「もうちょっと飲み歩きたい」層向け

スナック・軽食系(自販機で扱える場合)

  • スナック菓子・ポテトチップス
  • おつまみ系スナック(柿の種・サーモンとば等)
  • カップ麺・おにぎり(24時間対応フード自販機の場合)

💡 酒関連規制

日本では自販機でのアルコール飲料の販売は深夜時間帯(23〜5時)に制限があり、設置場所・機器によっては販売できない場合がある。アルコール類は必ず法規制を確認してから取り扱うこと。


第3章:設置場所と立地活用

店舗前・外壁への設置

居酒屋・バーの外壁や店舗前の空きスペースへの設置が基本。繁華街の路地裏でも、通行量が多ければ十分な収益を生み出す。

設置時の確認事項

  • 道路に面した外壁への設置は自治体の許可が必要な場合がある
  • 深夜の機械音・照明が近隣住民の迷惑にならないか確認
  • 酔客によるいたずら・破損リスクへの対策(防犯カメラ等)

飲食店街・横丁での共同設置

複数の居酒屋・バーが密集する「横丁」エリアでは、複数店舗が共同で自販機を設置するモデルも有効だ。

  • 1台の自販機を複数店舗で共有し、場所代を折半
  • 回転率が上がるため、1店舗単独設置より収益性が高くなることも
  • 横丁の「飲み歩きコース」の途中に自販機があると自然に立ち寄られる

第4章:収益シミュレーション

繁華街の居酒屋前(1日通行量・夜間500人)

項目 数値
深夜帯(23〜6時)の通行者数 200人
自販機購買率(深夜帯) 10%
深夜帯販売数 20本
営業中(17〜23時)購買数 10本
1日の合計販売数 30本
平均単価 170円
1日の売上 5,100円
月間売上 153,000円

月間粗利(粗利率35%):約53,000円

繁華街の好立地であれば月間売上が20万円を超えるケースもある。


第5章:飲食店オーナーへの提案ポイント

「閉店後の無人収益装置」という提案

居酒屋・バーのオーナーは、営業時間中はフル稼働で余裕がない。だからこそ「閉店後に自動で稼いでくれる自販機」というコンセプトが刺さる。

特にコロナ禍以降、飲食店の経営環境は厳しく、本業の売上だけに頼らない「副収入の多様化」はリスク分散の観点からも重要だ。

ランチ・モーニング営業との組み合わせ

居酒屋でもランチ・モーニング営業をしている店舗では、日中の自販機需要も発生する。ランチタイムには炭酸飲料・お茶、朝は缶コーヒー・エナジードリンクなど、時間帯に合わせた商品ラインナップを意識すること。

📌 チェックポイント

フルサービス自販機を設置する場合、自販機会社に「深夜帯の補充対応」を明示的に確認しておくこと。補充が追いつかず「売切れ状態」が続くと深夜の機会損失が大きい。


まとめ:居酒屋・バーの「閉店時間」が最大の収益機会

居酒屋・バーという飲食店の「夜型ビジネス」の特性は、自販機ビジネスの深夜需要と完璧に噛み合う。

閉店後の暗い店先で輝く自販機の明かりは、帰宅途中の酔客を引き寄せる灯台になる。その一台が月5万〜10万円以上の副収入を生み出す可能性があることを、多くの居酒屋・バーオーナーはまだ知らない。

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