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ニュース2026.07.24| ニュース担当| 約2分で読めます

大阪万博開幕!水素自販機の稼働状況をレポート。脱炭素の象徴はどこまで本物か

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2025年4月13日、大阪・関西万博が開幕しました。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。会場内で脱炭素の象徴として最も注目を集めた展示の一つが、水素を動力源とする自販機です。

「水素で缶コーヒーを買える時代が来た」——その言葉通りのことが、大阪・夢洲で現実になっています。


水素自販機とは何か

水素自販機とは、燃料電池(PEFC:固体高分子形燃料電池)を内蔵し、水素と酸素の化学反応で電力を自己発電して動作する自販機です。商用電力への依存をゼロにし、排出物は純粋な水だけ。究極の脱炭素自販機として注目されています。

万博会場では、富士電機とパナソニックが共同開発した実証機2台が稼働中です(2026年7月時点)。


万博での実証データ

会場内での6ヶ月間(2025年4月〜9月)の実証結果が今年2月に公開されました。

項目 結果
総販売本数 約4万2,000本
平均稼働率 94.3%(商用電力自販機の98.1%と比較)
CO2削減量 約1.8トン(同期間の商用電力自販機比)
水素タンク補充頻度 平均週2回
1本あたりコスト(電力換算) 商用電力比約1.4倍

📌 チェックポイント

稼働率94%は実証段階として高い水準ですが、補充頻度・コストの課題もあります。商用化には水素ステーションの普及と水素価格の低下が鍵となります。


来場者の反応

来場者へのアンケート(万博機構公表データ、n=1,200)では、水素自販機についての認知度と好感度が調査されました。

  • 「水素自販機だと知らずに使った」:58%
  • 「水素自販機と知って使った」:42%
  • 「環境配慮型製品を今後も使いたい」:76%

普段と変わらない使い勝手の中で、知らないうちに脱炭素に貢献している——それが水素自販機の最大の訴求ポイントです。


商用化の課題と今後の見通し

現時点での商用化における最大の障壁はコストです。水素自販機の本体価格は通常の飲料自販機の約4〜6倍。水素補給インフラも現状では限定的です。

しかし、2030年に向けた国の「水素基本戦略」では、水素コストを現在の3分の1以下に下げる目標が掲げられています。複数のメーカーが2028年の本格商用化を視野に開発を続けており、万博はその重要な実証の場となっています。


まとめ

大阪万博の水素自販機は「未来のインフラ」の先行体験として、来場者に脱炭素の実感を与えることに成功しています。コストと水素供給インフラという課題は残りますが、技術的な実現可能性はすでに証明されました。次の10年で、駅前の自販機が水素で動く日が来るかもしれません。

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