じはんきプレス
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コラム2026.06.15| 取材班

【オーナー本音インタビュー2026】自販機ビジネスのリアル。収益・苦労・やりがいを語る

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「月に数万円の不労所得」というイメージで自販機ビジネスに入る人は多いですが、現実はどうなのでしょう。今回は、副業・本業として自販機を運営する5名のオーナーに、収益の実態・苦労・やりがい・失敗談を本音で語ってもらいました。


オーナーA:会社員×副業型、5台運営(関東・3年目)

Aさん(40代・会社員)

自販機を始めたのは副業ブームがきっかけです。最初は1台からスタートして、今は5台に増えました。月収は合計で7〜10万円の間で推移していますね。

編集部

最初の1台から5台に増やした理由は何でしょう?

Aさん

最初の台が思ったより安定して回ったので、勢いで増やしました。でも立地の差がこんなに大きいとは思っていなかった。今も5台のうち1台だけ月2万円くらいしか稼げないのがあって、そこだけ悩みです。

Aさんの1ヶ月のリアルな数字(5台合計)

項目 金額
売上合計 約280,000円
商品仕入れ ▲115,000円
電気代(按分) ▲22,000円
ロケーション手数料 ▲38,000円
ガソリン・補充交通費 ▲18,000円
手残り(月次利益) 約87,000円

Aさん

「月8万円のための週1〜2回の補充作業」と考えると、時給換算すると2,000円以上になるので悪くはないと思っています。ただ夏の補充頻度が倍になるのが大変で、去年の夏は毎週回るはめになりました。


オーナーB:脱サラして専業化、22台運営(九州・7年目)

Bさん(50代・専業)

最初は副業でしたが、7年で22台に増やして、今は完全に専業です。月の手取りは35〜50万円くらいで落ち着いています。自販機で家族4人が暮らせています。

編集部

22台というのは、管理が大変ではないでしょうか?

Bさん

最初は全部一人でやっていましたが、15台を超えたあたりでパートの補充スタッフを1人雇いました。それで随分楽になりました。今は私が管理・仕入れを担当して、補充は2人で回しています。

Bさんが語る「台数を増やすときの落とし穴」

  • 立地のクオリティを落としてでも台数を増やすのはNG:数台目以降、妥協して設置した機械は利益を出しにくく、補充の手間だけが増える
  • 補充ルートの設計が最重要:台数が増えると、ルートが非効率になりがち。地図上で最短ルートを設計することが重要
  • 資金繰りに注意:台数増加は在庫と電気代と人件費が比例して増える。キャッシュフローの見通しを立てずに拡大すると詰まる

📌 チェックポイント

自販機専業化のラインは「10〜15台、月収入30〜40万円」が一般的な目安とされています。


オーナーC:冷凍食品自販機に特化、8台運営(関西・2年目)

Cさん(30代・フリーランス兼業)

普通の飲料自販機ではなく、最初から冷凍食品専門でやっています。理由は競合が少なかったから。今8台運営していて、月利益は合計25〜30万円くらいです。

編集部

冷凍食品自販機ならではの苦労はありますか?

Cさん

電気代が飲料の2〜3倍かかること、商品の入れ替えが激しいこと(季節ごとに大きく変わる)、そして「売れ残りの廃棄リスク」が常にあることです。飲料と違って、売れ残ると廃棄になるものもある。食品ロスを減らす工夫が必要です。

冷凍食品自販機の収益モデル(8台平均)

指標 数値
1台あたり平均月売上 85,000円
1台あたり平均商品原価 45,000円
1台あたり電気代 8,000円
1台あたり月次利益 約32,000円
8台合計月次利益 約256,000円

オーナーD:軌道に乗るまで2年かかった苦労話(北海道・4年目)

Dさん(40代・個人事業主)

最初の2年は本当に苦しかったです。1台目の立地が悪すぎて月5,000円しか稼げない時期があって、3回も場所を変えました。やっと4年目で安定してきた感じです。

編集部

立地の失敗をどうやって乗り越えましたか?

Dさん

足を使って調べるしかないです。1週間以上、設置候補の場所に自分で立ってカウントしました。通行量だけじゃなくて「立ち止まる人の割合」が重要だということに気づきました。

Dさんが教える「失敗する立地の特徴」

  1. コンビニから200m以内:競合が強すぎて勝てない
  2. 昼間だけ人が多い場所(オフィス街の路地裏など):夜間・休日の売上ゼロ
  3. 通り抜け動線の途中:立ち止まって購入する行動が起きにくい
  4. 雨ざらしの設置場所:外見が汚れやすく、利用者の心理的抵抗が高まる
  5. 周辺に自動販売機が密集:価格競争に巻き込まれる

オーナーE:「辞めようと思った」瞬間と続けている理由(東京・6年目)

Eさん(50代・本業と兼業)

正直、3年目に1回だけ「もうやめたい」と思いました。夏の猛暑で2台が相次いで故障して、修理費が2ヶ月の利益を飛ばしたときです。

編集部

それでも続けた理由は何でしょう?

Eさん

続けた理由は「仕組みを作れば自分がいなくても回る」という感覚があったからです。故障のたびに落ち込みますが、それも込みで「自分でコントロールできるビジネス」だという実感があります。あと、リタイア後の収入源になるという安心感も大きいですね。

Eさんの「リスク管理術」

  • 修理費の積立:毎月の利益の10%を「修理・更新費」として別口座に積み立て
  • 保険の活用:動産総合保険に加入し、故障・盗難リスクをカバー
  • 複数台分散設置:1台が故障しても他台でカバーできる体制

5人のオーナーに共通する「成功の法則」

インタビューを通じて見えてきた共通点をまとめます。

① 立地調査に時間をかけている どのオーナーも「立地で9割が決まる」という意識を持っており、設置前の調査に惜しまず時間をかけています。

② 小さく始めて確認してから拡大する 最初から多台数を入れるのではなく、1〜2台で立地と商品の相性を確認してから増台するスタイルが全員に共通していました。

③ 「やめ時」の基準を持っている 「3ヶ月連続で月2万円以下なら撤退する」など、判断基準を事前に設定しているオーナーが多数。感情的にずるずる続けないことがポイントです。

④ コミュニティで情報交換している SNSや地域の自販機オーナー会などを通じて、立地情報・仕入れ先・機種情報などを共有するネットワークを持っています。

自販機の設置・導入に関するご相談

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最適な機種選びから設置場所のご提案まで、専門スタッフが承ります。 お見積もりは無料です。まずはお気軽にご相談ください。

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